San Francisco
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[ヒロシマというとき]
栗原貞子 一九七六年
〈ヒロシマ〉というとき

〈ああ ヒロシマ〉と

やさしくこたえてくれるだろうか

〈ヒロシマ〉といえば〈パール・ハーバー〉

〈ヒロシマ〉といえば〈南京虐殺〉

〈ヒロシマ〉といえば 女や子供を

壕のなかにとじこめ

ガソリンをかけて焼いたマニラの火刑

〈ヒロシマ〉といえば

血と炎のこだまが 返って来るのだ


〈ヒロシマ〉といえば

〈ああ ヒロシマ〉とやさしくは

返ってこない

アジアの国々の死者たちや無告の民が

いっせいに犯されたものの怒りを

噴き出すのだ

〈ヒロシマ〉といえば

〈ああヒロシマ〉と

やさしくかえってくるためには

捨てた筈の武器を ほんとうに

捨てねばならない

異国の基地を撤去せねばならない

その日までヒロシマは

残酷と不信のにがい都市だ

私たちは潜在する放射能に

灼かれるパリアだ


〈ヒロシマ〉といえば

〈ああヒロシマ〉と

やさしいこたえが

かえって来るためには

わたしたちは

わたしたちの汚れた手を

きよめねばならない
23:02 | | comments(0) | trackbacks(0)
『藍・BLUE』
『藍・BLUE』は日中両語文芸誌で
00年8月に創刊し、中国地下詩壇、台湾詩や現代中国の力のある作家、思想・評論家などを特集してきた。日本に留学する京都、大阪の大学院生ら8人で始めたが最近、中国留学の経験がある日本人も加わる。主に中国の動きを日本語に、日本の動きを中国語に編集して紹介... ...(音谷健郎『朝日新聞』夕刊 2003年6月21日)
前半は中国語、後半は日本語という構成です。
今期中国語部分の特集は「中日関係筆談」、「中国インディーズ映画」拍手
日本語部分は「留日体験文学」、「成都地下文学サロンー野草」ほか。

インディーズ映画特集(中国語)、特に面白いときめき

目次はこんなんです(一部抜粋):
(まだ全部読んでいない...猫

「90年代以後の中国発禁映画史」
「1990-2002中国インディーズ映画10年祭」
「90年代末以後の中国インディーズ映画の状況」
「非体制映画作品リスト」(←凄くない?)
「張元、賈樟柯、張亜「王旋」、王兵のインタビュー」など等抱擁

以下書店で買えます:
東京 東方書店  内山書店 
大阪 旭屋書店 東方書店(TEL 06-6337-4760) 天牛書店(TEL 06-6337-0687)
京都 朋友書店(TEL 075-761-1285)
九州 北九州中国書店 

日中文学好きな人、超お勧め!!!
(超分厚いですが...見る
lan-blue
日中二カ国語文芸雑誌『藍 BLUE』2005年5月号(18・19合併号)
23:22 | | comments(7) | trackbacks(0)
「旅をする木」
星野道夫さんの
写真が好き。
言葉は、もっと好き。

帰り電車中、「ブッシュ・パイロットの死」を読んでいて
涙が出た...

ボロボロになった悲しい
22:52 | | comments(7) | trackbacks(0)
The poet
“黒夜給了我黒色的眼睛、我却用它尋找光明。”

(暗黒の夜が私に暗黒の眼をくれた。私はその眼で光明を探し求める。)

                            顧城 「一代人」より

好きなの、顧城の詩、顧城の「城」。
 生 命
本は人々に教える。
アダムとイブは何気なく善悪を理解し、天国を失った。
混沌は性格が良すぎた。七つも穴をあけられて、死んでしまった。
私にとって、活きていること、ただ一人活きていること、
それがもっとも大事な教えであった。
・・・ ・・・

      遠和近

    你
    一会看我
    一会看云

    我覚得
    你看我時很遠
    你看云時很近

「童話詩人」顧城年譜:

1956年 北京に生まれる。

1969年 父に随い山東の農場に下放して豚を飼う。

1974年 北京に戻り、翻糖工、木工、漆工などの職を転々とする。

1977年 最初の詩「生命幻想曲」を公開。

1979年 文学雑誌『今天』の同人となる。
    それ以後は中国「朦朧詩」派の主たる代表として認められた。

1987年 講演のため出国、欧米を漫遊。

1988年 ニュージーランドでオークランド大学アジア言語文学学科の
    研究員となり、中国古典文学や現代詩歌の講義を行なった。
    辞職後、妻子をつれて激流島に隠棲し、創作を続ける。

1993年10月8日 激流島にて妻を殺害し、自殺。

映画『顧城別恋』(邦名 詩人の恋)
23:13 | | comments(3) | trackbacks(0)
あなたはどっち?
(日記整理 2003年11月)

会社近くの図書館で「アナタとわたしは違う人」(酒井順子 角川文庫)
をうなずきながら読んでしまいました。
 
何故か自分は酒井順子さんと同類だと思われる事が凄く多かったです。
続きを読む >>
22:20 | | comments(0) | trackbacks(1)
おはよう きょう
「あさ/朝」を購入しました。

 前からページをめくると絵本で、後ろからめくると詩集になっている美しい本です。

 読んでいて何だか不思議な気持ちになる本で、ぼけっとしてしまうというか、落ち着くというか、とにかく気持ちが和みます。

「だれよりもはやく めをさますのは
                   そら」

「くさのかおり かぜのかおり
       いのちのかおり」 

「おわってしまうものは ひとつもない
          すべてがはじまり」

 これほど素直で、素朴だけど深く心に沁みることばは他にないでしょうね。

 写真もとっても美しく、『赤毛のアン』の舞台、プリンス・エドワード島などで撮られたそうです。

 意識的に書くのではなく、メッセージを出すわけでもなく、美しい日本語を皆に伝えたい。
朝満員電車の中、谷川俊太郎さんのお話をふっと思い出しました。

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駅の前って 笑いすぎ 印刷ミスだよん♪
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「朝のリレー」のCMを御覧になる方はこちら↓
空編(古郡監督)
http://jp.nescafe.com/morning/tvcm1.html
寝顔編(是枝監督)
http://jp.nescafe.com/morning/tvcm2.html


18:24 | | comments(0) | trackbacks(0)
お勧めの本 
今まで私が出会った本の中で、最も好きな本が二冊あります。
一冊は「囲城」で、もう一冊は「傅雷家書」という本です。
 
「囲城」は、『婚姻は一つの城みたいな物で、城外の人は一所懸命
城内に入ろうとするが、城内の人はどうしても城の外に逃げたい』
という一文で非常に有名な、作家&翻訳者である銭鐘書が書いた本です。
 
これは中国の知識人を描いたユーモアー、諷刺小説で夏目漱石の
「我輩は猫である」を連想させます。
(日本語訳名「結婚狂詩曲」 荒井健・中島長文・中島みどり訳 岩波文庫 絶版)
 
「傅雷家書」は、傅雷(中国ではとても尊敬されている文学者&翻訳者)
が外国にいる息子傅聡へ自分の思いを、優しく温かく、深い愛情と素朴
な言葉で綴った手紙を集めたものです。
 
「傅雷家書」は、私の人生観、恋愛観(笑)を変えた一冊であり、
私にとって心の書となっています。
 
文中の一つ一つの言葉には味があり、実に自然に私の中に入ってきて、
心に響きました。読んでいて気持ちが穏やかになるとても感銘を受けた
本です。
 
最近、日本語訳版が出ましたので皆さんに紹介します。
 http://homepage3.nifty.com/kinohana/fulei.html 
↑ぜひ読んでもらいたいです。
23:04 | | comments(0) | trackbacks(0)
離れていることが、人と人とを近づけるんだ
日記整理  2003年5月2日

早く星野道夫さんの写真観たい!
と想って、仕事を急いで終らせて銀座松屋に行った時、
あんなに多くの人が観に来ている事と、観る人の年齢層の広い事に驚いた。
 
「星野道夫の宇宙 」というタイトルの展覧会です。
 
会場に入って熊の写真をみて、すぐに涙があふれてきました。
 
星野道夫さんの名前を知るきっかけは友だちの甲斐さん夫婦からいただいた
「Love letter 」というエッセー写真集でした。
その時から彼の世界が好きになりました。
 
展覧会には大好きな星野さんの動物写真がたくさんありました。
動物たちのその愛らしい表情...
みるだけで幸せな気持ちになりました。

写真
あまりにも美しくて涙が何度も出そうになってしまいました。
写真に付いてるエッセーもとっても素敵です。
 
長い時間、私はそこでうっとりとたちつくした。
心の奥まで安らかになっている感じ...
 
ビデオの中、アラスカで歩く星野道夫の姿が逞しくて、神々しかった。
20:59 | | comments(0) | trackbacks(0)
「肉体不平等」
いま、「肉体不平等」という本を読んでいます。
(石井政之氏・平凡社・700円)
 
現代の日本社会は、「見た目至上主義」に覆われている
という意味のことが書かれています。
 
悲しいですがその通りだと思います。
 
この本では、そんな世の中を生き抜く為に、
「身体コンプレックスを飼い慣らす」方法も書かれていて参考になります。
 
ひとはなぜ美しくなりたがるのか?
ひとはなぜ自らの顔や身体にコンプレックスをもちつづけるのか。
 
石井さんのもう一冊の本「顔面漂流記」もいい作品なのでお勧め。
(こっちのほうが分りやすいかも)
19:14 | | comments(0) | trackbacks(0)